12月になりましたね。
2022年も残すところ後1ヶ月弱。
私はこの時期が一番好きです。
クリスマスやお正月といったイベントを目前に気分が浮き立つ12月。
一方で年末商戦や大掃除、来年の準備と色々と慌ただしい季節でもあります。
この時期を「師走」や「年の瀬」と言うのは皆さんご存知。
では、何故「師走」や「年の瀬」と言うのでしょう?
「師走(しわす)」は旧暦の12月を指す言葉。
諸説ありますが、「師」はお坊さんを指すらしいです。
冬の時期に仏事を行う家が多かったので、
お坊さんが東奔西走している様子から
「しがはせる」→「しはす」→「師走」になったと。
お坊さん以外にも神職の方や先生を指す説もありますね。
何はともあれ、どんな人も忙しい時期です。
一方、「年の瀬」は「年の暮れ」「年末」を表す言葉。
まだ今はちょ~っと時期早いかな。
「瀬」とは川など水の流れが速いところを指す言葉。
なので「年の瀬」とは年の流れが速いという意味。
年末ってあっという間に過ぎていきますよね。
川の流れが速いと船で進むのはなかなか大変。
江戸時代、年末の金銭の動きの速さや、
年末にたまったツケをすべて支払う困難さ、
支払ったあとの生活の苦しさをも表現していたようです。
う~ん・・・中々シビアですね。
慌ただしくも何だか胸躍る12月。
皆さん、体調崩さないように楽しく過ごしてくださいね。
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