『アルジャーノンに花束を』
著者:ダニエル・キイス
訳者:小尾芙佐
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✿あらすじ︎✿
幼児程度の知能しか持たない32歳の男性、チャーリイ・ゴードンは日中はパン屋で働きながら、
夜間学校に通って読み書きを学んでいた。
常日頃から「頭が良くなりたい」と心から願っていた彼はある日、
とある実験への参加を志願したのだった。
とある実験というのは、
脳外科手術によって知能を飛躍的に向上させるというもの。
すでに同じ手術を施された実験用マウスの「アルジャーノン」が驚くべき知能を見せていたことから、
人間にも応用できる可能性が試されていた。
チャーリイの手術は無事成功。
最初は読み書きが出来るようになり、
やがて科学論文を読みこなすようになり、IQは超天才レベルにまでなった。
しかし、知能が高まるにつれて、周囲との心の距離が広がり、
かつてのパン屋の同僚でもある「友人たち」との関係も変化していき…
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日本ではユースケ・サンタマリア、
リメイク版では山P(山下智久)が主演でドラマ化もされている作品です☺️
過去には分からなかった、
友人と思っていた人達が実は自分をただ嘲笑っていただけだったと知った時の絶望感、
頭が良くなりすぎた故に自分以外の存在を見下してしまい、
孤立し、新たな人間関係の構築に苦悩するチャーリイの情景は
想像するだけで胸が苦しくなります😭
頭の良さだけでは人の幸せというものは決まらないということ。
人とのつながりや思いやりの大切さ、
人間の尊厳とはなにかと深く考えさせられる一冊です。
ラストの展開には涙です。
気になる方はぜひ読んでみてください✨️

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