色のイメージと与える効果を知ろう!

色のイメージ

今回は、色のイメージについてお話いたします。

上の2色の写真、どちらが熱そうに見えますか?
赤い写真の方は熱く情熱的に見え、逆に青い写真の方は爽やかで涼しそうに見えませんか?
色には特有のイメージや心理的効果があり、私たちの日常でも多く活用されています。
もちろん、生まれた国や文化、環境によって違いはあるものの、ある程度は色で共通のイメージを与えられます。
効果的な広告を作るためにも色のイメージや心理的効果についてお話させていただきます!
それでは手始めに、代表的な11色のイメージをご紹介いたします!

① 赤

【一般的なイメージ】
熱い、強い、危険、情熱的、明るい、活動的、興奮、エネルギー、緊張、怒り、など
【心理的効果】
赤は血液や太陽、炎など生命に直結するイメージが強いことから、エネルギーの象徴といわれています。自己を鼓舞したり相手を威圧したりするのに効果的で、スポーツなどでは赤を身に着けているのがよく見られます。

② ピンク

【一般的なイメージ】
かわいい、やさしい、甘い、若い、幸せ、ロマンチックな、女性らしい、など
【心理的効果】
ピンクは刺激が少なく、かわいらしさや健康を連想させます。花の甘い香りにピンクをイメージする人が多く、幸福感を与えることもできます。

③ オレンジ色

【一般的なイメージ】
暖かい、明るい、元気、健康的、かわいい、楽しい、親しみやすい、など
【心理的効果】
色の中で最も暖かいと感じられる色はオレンジ色と言われており、赤よりも強さが薄れ、暖かみを感じさせるため、親しみやすさを与えることができます。

④ 茶色

【一般的なイメージ】
自然な、落ち着いた、古い、安心する、堅い、地味な、マイルドな、渋い、など
【心理的効果】
茶色は植物を育む大地の色であるため、人間にとっても支えの色であるといわれています。そのため、落ち着きや安心感、温もりを感じさせます。

⑤ 黄色

【一般的なイメージ】
希望、喜び、暖かさ、幸福、躍動、賑やか、幼稚、注意、など
【心理的効果】
太陽の光や穀物の実りの色が黄色であることから、明るさやエネルギーを感じさせ、喜びや希望、幸福などポジティブなイメージを与えることができます。警戒色としても効果があるため、道路標識で使用されることも多いです。

⑥ 緑

【一般的なイメージ】
自然な、安らぎ、落ち着き、癒やし、若さ、爽やか、新鮮、安全、平和、健康、公平、など
【心理的効果】
緑は自然そのものを指すことから、安らぎや安心感を与えます。そのため、癒しを与えたり、興奮を抑えたりする効果もあります。

⑦ 青

【一般的なイメージ】
冷たい、冷静、神秘的、孤独、静か、知的、爽やか、信頼、自由、平和、誠実、など
【心理的効果】
青は水や空を連想させることから、冷たく、神秘的なイメージを与えます。また空や海の広大さから孤独感やクールダウン効果もあります。

⑧ 紫

【一般的なイメージ】
高貴な、高級な、神秘的な、正式な、不思議、女性的、和風、大人、など
【心理的効果】
古くから高貴な色として用いられたことから、高級感を与えることができます。また夕焼けや朝焼けの空が、美しく紫に染まることから、神秘的な印象を与えることもできます。

⑨ 白

【一般的なイメージ】
純粋、神聖、清潔、無垢、明るい、平和、自由、潔白、など
【心理的効果】
白は光によって明るくなった環境を表す色であることから、純粋で清潔なイメージを与えることができます。穢れのない白は神の象徴でもあるので、神聖さも与えてくれます。

⑩ 灰色

【一般的なイメージ】
曖昧、陰気、不安、落ち着き、控えめ、疑惑、悲しみ、シック など
【心理的効果】
雨や嵐の前兆である灰色の空を見上げた時の不安な気持ちを感じさせるのが灰色のイメージとなっています。白でも黒でもないはっきりとしない色で、陰気なイメージを与えますが、そのソフトな色合いで落ち着きや控えめな印象を与えることもできます。

⑪ 黒

【一般的なイメージ】
強さ、恐怖、孤独、反抗、暗さ、クール、威圧的、邪悪、高級感、シック など
【心理的効果】
光の白と対する黒は闇の象徴であり、恐怖感や孤独を感じさせる色です。業界によっては、強さやかっこよさの象徴であり、おしゃれでクールな印象を与えることもできます。

性別や年齢によって変わる色のイメージ

色のイメージは性別や年齢でも変わることがあります。

例えばトイレのマークは男性なら青、女性なら赤で別れることが多いのではないでしょうか?
一般的に男性は青系女性は赤系のイメージがあり、男性は暗く濃い色を好み、女性は明るく淡い色を好む傾向にあります。

年齢で見ると、幼児は彩度が高い純色を好む傾向にあり、50歳前後では、純色よりも明るく淡い色を好む人が増えます。年齢が上がるにつれて、刺激の少ない色を求めていくようです。
このように性別や年齢によって、色の好みや傾向は違いますが、目的に合わせて使用する色を変えることで、商品・サービスの良さやメリットが伝わりやすくなるでしょう。

色選びで意識すべきポイント

広告デザインやwebサイトなどを作る場合、心掛けるとよいポイントがあります。
それは業種・業態に合った色を選定することです。
青などの寒色系で鮮やかさを抑えた表現にすると、信頼感や誠実な印象を与えるので、士業や専門的なサービス業に向いているといえます。
緑やベージュといった落ち着いた色を使うと、ナチュラル感や安心感が演出できるので、オーガニック系商品や医療・介護系サービスに向いています。
他にも、赤色はとても目立つ主張が強い色です。信号やパトカーといった、注意や危険を表すサインとして活用されています。注目を集める色なので広告や商品パッケージになどでも多く使用されており、販売色・購買色ともいわれバーゲンなどには欠かせない色になっています。
このように、業種や広告商品ごとに向いている色や向いていない色があります。特に理由がない限りは、商品・サービスにふさわしい色を使うのが定番です。

まとめ

色の持つイメージが人の心理に与える効果をうまく取り入れることで、商品やサービス、会社の持つイメージが伝わりやすくなります。
もちろん、宣伝館では広告を見る側にどのように思われたいのかを意識したデザインを提案させていただいてます!
商品や会社のイメージを効果的に伝えるためにも、目的に合わせた色づかいで反響をアップさせましょう!

色だけでなく、その他それぞれのお客様の目的にあったアドバイスをさせていただきますので、お気軽にお問い合わせください。

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